忙しい方必見!日常を工夫してリハビリ効果をアップしよう!

おはようございます。カラダの先生の森です。

ところで皆さん、リハビリっていうとどんなイメージがありますか?疲れる。時間がかかる。なかなか続ける事が難しい。などなどネガティブなイメージを持たれている方が多い気がします。

その理由の1つには「忙しい」という事が挙げられます。当店をご利用頂いている方の中でもデイサービスや訪問リハビリ、その他にも家事を行なっている方もお見えになります。その為、自宅でのリハビリ時間を確保するのが困難なケースも存在してきます。そこで、今回は忙しい方でも日常生活を工夫する事でリハビリ時間を確保する事が出来る方法をお伝えしていきます。

座っているときにできるリハビリ

☑️踵上げの運動

踵上げの運動はふくらはぎの筋肉の運動に効果的です。ふくらはぎの筋肉は歩行時にとても重要な働きをするため、座った状態で行うリハビリとしては効果的です。また、ふくらはぎの筋肉は第二の心臓と言われるくらい血液の循環に重要な役割があります。筋肉の柔軟性を獲得するためにも踵上げ運動を行いましょう!正しいやり方は、踵を上げる際に足の親指側に体重が乗るように心がけてください。下ろすときにもゆっくりと筋肉が働くように丁寧に行いましょう。椅子に座ってテレビを見ているときなどに行うと良いでしょう!

椅子から立ち上がるときにできるリハビリ

☑️鍛えたい側の足を半歩下げて立ち上がる

椅子から立ち上がる場面は一日の中でも何回もあります。そのため、立ち上がりの場面も少し工夫をすることでリハビリになり得ます。それは、鍛えたい側の足を半歩後ろに引いて立ち上がる。これだけです。人は動作を行う際に一番楽で効率的なやり方で行います。右足に力が入りづらい方は左足の力を使って立ち上がることが多いです。これでは、いつまでたっても弱いほうの足を使おうとは思わなくなります。そこで、立ち上がりの場面で鍛えたい側の足を半歩後ろに引くことで、嫌でも後ろにある足を使うようになります。注意点として、いつでも手すりを持てる環境や近くに誰かがいる安全な環境で行いましょう。

歩き始めにできるリハビリ

☑️歩き始めの最初の一歩はどちらから?

皆さんは歩き始めの足はどちらから出しますか?あまり考えたこともない方が多いかもしれません。基本的には、最初の一歩目は患側(怪我や弱い)や麻痺側から出すことが多いです。その理由は、最初の一歩は支持する足が安定している足にする方が安心感があるからです。つまり、健側や非麻痺側を支持側とすることが多いです。そのため、歩き始めの一歩をあえて健側や非麻痺側から出すようにすることで患側、麻痺側側の安定性を高めると同時に恐怖心の改善にもつながります。注意点は、慣れるまでは手すりや杖など使用して安全を確保して行いましょう。

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