加齢に伴う脳の萎縮を予防しよう

皆さんおはようございます。今回のテーマは『脳の萎縮』についてです。

このテーマを聞いて脳って萎縮するの?

いつから萎縮するのか気になった方も多いのでは???

脳は加齢とともに萎縮します。

では、どれくらいの年代から萎縮がみられてくると思いますか?

70代、それとも80代くらいですか?

その辺りも中心にお話していきたいと思います。

加齢に伴う脳の萎縮とは

加齢に伴う脳の萎縮

私達の脳は加齢に伴い徐々に萎縮していきます。

衝撃的なことに何と!一般的には30歳代くらいから少しずつ脳の萎縮が始まってくるのです。

驚きですよね!!!そこから歳をとり65歳くらいから脳の萎縮が肉眼でも確認する事が出来ます。

脳の重さは、成人男性で1300〜1400グラム、成人女性では1200〜1300グラム程度ですが、90歳になると60歳の脳よりも5〜7%程度軽くなると言われています。

萎縮の早さや程度は個人差によるところが大きく、また脳の部位によっても差がみられます。

脳の萎縮を知るにはどんな検査があるのか

脳の検査

脳萎縮を知るための検査では、CT、MRIが用いられる事が多いです。

CTはレントゲンと同じような機械の構造をしており、短時間で簡単に画像を出すことができ、初期の脳萎縮の発見には向いています。 

一方、MRIは時間をかけて撮影をしていくため細かく委縮の部位や範囲、程度の詳細を把握することができます。

脳の萎縮に伴う症状とは

脳の萎縮に伴う症状

脳が萎縮に伴う症状として一番はじめに挙げられるのは、認知機能の低下です。

しかし、誰しも加齢に伴って脳は萎縮するため、脳萎縮=認知症にはなりません。

あくまでも病的に脳萎縮した際に認知症となります。

認知症になると、記憶力の低下し物忘れなどの症状が見られてきます。

その他にも人、場所、時間がわからなくなる。

気分の落ち込みなども見られる事があります。

しかし、これらの症状には個人差があるため、病歴や進行度に合わせた治療が重要となります。

30代から脳の萎縮が始まるのは衝撃的でしたね。

日頃から頭を使って生活していく事が最も効果的な予防対策になります。 

そして運動。筋力トレーニングが脳の活性化、認知機能低下の予防にもなります。

筋力トレーニングやリハビリには認知症を予防する効果がある?

筋力トレーニングには認知症予防の効果がある?

認知症は、記憶力や思考力、判断力や理解力といった脳の認知機能が少しずつ低下していき、日常生活や活動が困難になるまで支障を来した状態のことを指します。

日本の65歳以上の7人に1人が認知症の疑いがあると言われています。

筋力トレーニングには、アルツハイマー型認知症を始めとした認知症予防に効果があるとも言われています。

筋力トレーニングには、脳内の神経組織を活性化する働きがあります。

脳内の血液循環が良くなり「脳の活性化」につながります。

筋力トレーニングを行う際は、現在のお身体の体調に合わせて行っていく事が望ましいです。

特に高血圧、糖尿病などの既往歴がある方は筋力トレーニングの負荷量や回数は無理ない範囲で行いましょう。

オススメな運動は下半身の筋力トレーニングです。

人の筋肉は上半身30%、下半身70%と言われています。

そのため、下半身の筋力トレーニングから行うと良いでしょう。

まずは、立ち座りの運動を行っていくだけでも効果があります。

筋力トレーニングを行う上での注意点

筋力トレーニングを行う上での注意点

筋力トレーニングには、血圧には上昇させる働きもありますので、高血圧や心臓の持病をお持ちの方は医師の診断を受けられてから適切な負荷量や回数を設定して行って下さい。

また、一度に沢山の回数を行うよりも毎日コツコツと継続して行う方が効果的です。

現在、全く運動していない方は、ストレッチやウォーキングから始めていく事が望ましでしょう。

筋力トレーニングには様々な効果があります。

トレーニングで脳も鍛えましょう。

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