脳卒中後のカラダのだるさを改善するための食事方法とは

脳卒中発症後のカラダのだるさは栄養不足が原因かも

脳卒中発症後、カラダのだるさは栄養不足が原因かも!

食べ物をしっかり消化・吸収できなければ、せっかく摂った栄養を活かすことはできません。

そこで大事になるのが「食べ方」です。

脳卒中発症後のカラダのだるさは胃腸機能の低下かも

脳卒中発症後のだるさは胃腸機能の低下かも?

食欲が減退しているときは、麺類やフルーツなど、かまない食事に偏りがちです。

こうした食事を続けていると、胃腸機能が低下し、食べ物の消化・吸収が上手く行えなくなり、カラダが栄養不足の状態となって「疲れ」や「だるさ」が生じます。

朝食を抜いたり、食べ過ぎた後は食事を抜いたり、一日3食、食べない人もいます。こうした食生活を続けていると、胃腸は「入ってこないから、動かなくてもいい」と怠けるようになってしまいます。

胃腸の機能を回復させるおススメ方法は、食べて胃腸を動かすことです。

胃腸も筋肉なので、動かすことで鍛えられるのですが、手足などの筋肉と違い、意識的に動かすことはできません。

胃腸の筋肉を鍛えることは食べること。

よくかんで食べると、唾液の分泌が促され、胃腸が活発に動くようになります。

脳卒中発症後、疲れない食べ方のポイント

脳卒中後、疲れない食べ方のポイント

①よくかんで食べましょう。

料理の味が濃いほど、かむ回数は減ります。

ごはんには味をつけないほうがよく噛んで食べられます。

②みそ汁は胃の粘膜を守り、腸内環境を整えてくれます。

野菜をたっぷり入れて、具だくさんでいただきましょう。

③食べるときは、まずみそ汁から。

だしのうまみ成分が唾液の分泌を促し、胃腸のウォーミングアップになります。

④食欲がないときは、梅干しや酢の物など酸味のある物を意識的に摂り入れましょう。

唾液の分泌を促し、食欲アップにもつながります。

また、1日を通して、米とおかずが「6対4」になる食べ方がおススメです。

米はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を含んでいます。

米は消化が良く体に負担をかけずに摂取できます。

そしてたんぱく源にもなります。

疲れにくい体を目指すには、お米をしっかりと食べること。

具だくさんなお味噌汁をプラスして、バランスの良い食事に心がけましょう!

偏った食事に要注意!

偏った食事をしていると、栄養不足が生じ、少ない栄養をため込もうとして脂肪を蓄積するため、腎臓と肝臓の働きに影響を与える場合があります。

排出機能が衰えてむくんでしまう傾向も。

また、糖質不足が生じると脳機能にも影響が生じます。

脳卒中後の糖質不足と脳機能低下

脳卒中後の糖質不足と脳機能低下

脳の主なエネルギー源は、炭水化物(糖質)を分解して作られるブドウ糖です。

ブドウ糖が不足すると、脳機能が低下して、イライラや感情の落ち込み、集中力の低下をもたらします。

また、糖質が入ってこないと体は筋肉を分解してブドウ糖を作ろうとし、筋肉量が減ってしまいます。

また、糖質不足は便秘の原因にもなります。

穀物を食べないと食物繊維不足となり腸の機能低下に繋がるからです。

脳卒中後の糖質不足とストレス

脳卒中後の糖質不足とストレス

ストレスは脳機能の低下をはじめ、自律神経やホルモンのバランスを乱したり、免疫力を低下させたり、様々な不調の原因となります。

笑顔で食べれば、内臓の働きも活性化、快感ホルモンが分泌され、ストレスホルモンを減退させます。

体は食べたもので出来ていますし、ストレスは体に悪影響を及ぼします。

一回一回の食事を丁寧に。自分を大切に思うことで、偏った栄養不足やストレスは解消でき脳機能も活性化されます。

脳卒中後の食べたくないと思っている時のビタミンB群

脳卒中発症後、食べたくないときのビタミンB群

ビタミンは食べたものをエネルギーに変えるために必要不可欠です。

特に、ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝にかかわるため、疲労回復や体力不足の予防に働きかけます。

ビタミンB群は、豚肉・レバー・ウナギに豊富に含まれますが、胃腸の機能が低下している時は、食べると胃がもたれてしまいがちです。

ごはんの中でも、玄米や雑穀には、ビタミンB群が多く含まれています。

普段食べる白米に、消化の良い発芽玄米や雑穀を混ぜて食べるのもよいでしょう。

脳卒発症後、食欲がなく栄養不足になっている方がたくさんいます。

バランスの良い食事は、脳を活性化しの体の機能に働きかけます。

脳卒中後、筋肉がつる、むくみがつらい、情緒不安定などなど食事を見直すことで改善できることもあります。

自分の体と上手く付き合っていくためにも食事を大切にしましょう。

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