これから暑くなる夏に向けて熱中症と夏バテを予防しよう

暑い、暑すぎませんか?

8月、9月のこの時期は無意識に暑いと言ってしまいますよね。

これからも猛暑が続いていくと思いますが、この時期に注意しないといけない事があります。

それは、『熱中症』です。

最近でも、熱中症で亡くなられたとニュースで取り上げられていましたね。

つまり、他人事ではないのです!

しかも、恐ろしいことにこの熱中症は脳卒中の発症リスクを高めてしまう恐れも秘めているのです。

熱中症の原因

熱中症は、熱によって起こるさまざまなからだの不調のことをいいます。

暑さによって体温調節機能が乱れ、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れたりすることが原因です。

熱中症のサイン

・体温の上昇

身体が熱くなってくる、具合が悪くなってきたら出来るだけ身体を冷やすことが大切。

早めに医療機関の受診をしましょう。

・意識の混乱

熱中症の症状の中では、意識がもうろうとする。

歩きが不安定になる事が熱中症のサインの一つです。

呼びかけに反応が薄くなる。

会話のつじつまが合わなくなったらすぐに救急車を呼びましょう。

熱中症、脳卒中の発症している可能性があります。

・ズキズキする頭痛

頭痛は、熱中症のサインでもあります。

熱中症の頭痛は、頭がズキズキとして、脈を打つようにした頭痛が特徴です。

・めまい、吐き気、嘔吐

熱中症では、様々な器官に影響を及ぼします。

症状が悪化して来ると、めまい、吐き気、嘔吐が生じる事があります。

・呼吸困難

熱中症で身体がオーバーヒートすると、それを冷やそうとして心臓は血液を早く送りだす必要があります。

その為、心臓には負担がかかってしまうのです。

過呼吸などの呼吸困難がみられることがあります。

熱中症の予防と応急処置

熱中症症状が見られたら以下の事を行いましょう。

・日陰や涼しい室内へ移動する

・冷たい水で身体を冷やしましょう。

それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。

・水やスポーツドリンクを飲ませる

・衣服を脱がせ、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。

熱中症予防

・適度な水分補給

喉が乾いたら給水しましょう。2リットルは飲めると良いでしょう。

汗で失った分は水分補給で補う必要があります。

・いきなり負荷の高い運動をしない

はじめは、少ない時間からウォーキングなどで身体を慣らしていきましょう。

そして、熱中症とともに気をつけたいのが『夏バテ』です。 

クーラーが効いた室内で身体が冷えすぎることで自律神経が乱れて、食欲も無くなってしまい必要な栄養素が取れていない事が夏バテの原因です。

夏バテで食欲がなくなると熱中症にもかかりやすくなります。

これからの季節でも食べやすくて栄養素もバッチリな料理を食べて元気を出しましょう!

夏バテ予防に必要な栄養素

・タンパク質

タンパク質は、筋肉を増やし運動をする上で重要な栄養素となります。

筋肉が増えることで基礎代謝も上がるため、冷房による冷えを予防する効果も期待できます。

タンパク質を豊富に含む食材には豚肉、カツオ、豆類があります。

・ビタミンB群

ビタミンB群には疲労回復やエネルギー代謝を助ける働きがあります。

リハビリや運動後に摂取することで次の日に疲労を貯めない身体作りが出来るようになります。

ビタミンB群を多く含む食材は、マグロ、うなぎ、卵があります。

・アリシン

上述したビタミンB群の吸収を助けてくれます。

アリシンを多く含む食材は、ニンニク、ネギ、ニラがあります。

・クエン酸

クエン酸には、疲労物質を体の外に排出する働きがあります。

クエン酸を多く含む食材は、酢、梅、レモンなどがあります。

・ムチン

ムチンには、消化を促進して胃粘膜を保護する働きがあります。

ムチンは納豆、オクラ、長芋などネバネバな食材に多く含まれます。

夏バテ予防メニュー

・夏野菜と豚挽き肉のカレー

ニンニク、玉ねぎ、にんじん、オクラなど夏野菜をふんだんに加えたカレーは食欲をそそる事間違いなしです。普段、野菜を摂れていない方にもおすすめです。

・フルーツヨーグルト

ヨーグルトにはタンパク質やカルシウムが含まれており、フルーツにはビタミンCやクエン酸が含まれています。

甘みと酸味が合わさることで食欲がない朝食には食べやすくておすすめですよ。

・ネバネバそうめん

納豆、オクラ、ネギなどのネバネバ食材を使ったそうめん。

夏は冷たい麺類が食べたくなりますよね。

食欲ない季節でも美味しくて食べやすいけど、栄養素が不足しがち。

ネバネバ食材を加えることで栄養をプラス!

他にも夏バテ予防に必要な栄養素を取り入れた食材をお好みのメニューに加えるだけで夏バテを予防できます。

リハビリや運動を行える身体を作ることが出来ます。

皆さんも夏バテレシピ考えてみてはいかがでしょうか?

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