脳梗塞かも?と思った時に知っておきたい「FAST」とは?
おはようございます。カラダの先生ブログです。
本日のテーマは、脳梗塞かも?と思ったときに知っておきたい「FAST」についてです。
脳梗塞を疑うときに知っておきたい「FAST」という言葉があります。
脳梗塞は「いつ」「誰が」発症してもおかしくありません。
誰しもが発症する可能性のある病気なのです。
さらに脳梗塞は発症してから出来るだけ早く病院に行き適切な処置を受けることが、その後の後遺症に大きく関わってきます。
迅速な行動が重要になるため、そこでもし自分が、または身の回りの誰かが脳梗塞になった時にこのFASTに気をつけて観察してみると良いかもしれません。
脳梗塞を疑う「F」
まずはFASTの「F」
このFとは、「Face(フェイス)」
Face=顔です
顔に症状が出ているかどうかを見るようにしましょう。
顔に麻痺が出ると、顔の片側が下がったり、あるいはゆがんだりします。
笑ったり表情をつくるのが難しくなります。
脳梗塞を疑う「A」
次いでFASTの「A」
このAは「Arm(アーム)」
Arm=腕です
腕に症状が出ているかどうかを見るようにしましょう。
腕に麻痺が出ると、片腕がぶらーんと垂れ下がってしまうことや、両腕を同じように挙げる事が難しくなります。
腕だけではなく、指先でも同様で、物を掴んでも落としてしまう、字が震えてしまうなどの症状もあります。
脳梗塞を疑う「S」
次はFASTの「S」
このSは「Speech(スピーチ)」
Speech=言葉、話すです
話すことに症状が出ているかどうかを見るようにしましょう。
しゃべろうとすると呂律が回らない、思うようにしゃべることができないような症状があります。
流涎などもあります。
脳梗塞を疑う「T」
最後はFASTの「T」
このTは「Time(タイム)」
Time=時間です
脳梗塞は発症した時間が重要です。
発症した時間からの経過によって治療内容が異なることがあります。
いつ発症したのかという情報があると、スムーズに治療が行えます。
慌てず、心に少しでも余裕をもって、おかしいなと思ったときの時間を確認しておきましょう。
これらの頭文字をとって、「FAST」と呼ばれています。
顔(Face)、腕(Arm)、喋る(Speech)、時間(Time)を頭の片隅に置いておくと、いざというときに慌てずに行動できるかもしれません。
病気は、その言葉を知っていても、自分の身に降りかからないと理解には乏しいものです。
脳卒中はとくにそうかもしれません。
脳卒中になって、初めてその病気のことや後遺症のことを知る人が多いです。
脳卒中は後遺症が残り、人によっては介護が必要になる方も少なくありません。
それでも少しでもFASTを知っていれば、後遺症も病気の重症度も変わるかもしれません。
その時その時の行動で、人生が変わってしまう、それを予防できるかもしれません。
是非いろいろな方にこのことを知ってほしいなと思います。
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