【令和3年2月14日】脳卒中片麻痺に対する運動療法の考え方【オンラインオフライン同時開催】

こんにちは。カラダの先生の森です。

私の主催しているセミナーの案内です。

テーマは【脳卒中片麻痺に対する運動療法の考え方】

今回は初の試み!オンラインとオフラインの同時開催セミナーです。

実技を希望される方はオフラインで、講義部分は遠方からでも参加できるオンラインで参加可能です。

ご希望に合う形でご参加下さい。

申込はこちら→申込フォーム

このセミナーはこんな方にオススメ

★脳血管疾患のリハビリに自信の持てない方

★麻痺の程度に関わらず同じような手技、リハビリを選択してしまっている方

★運動療法を(もう一度)基礎から学びたい方

★連合反応や共同運動などの筋緊張異常に対する介入に悩んでいる方

★筋トレではなく、神経筋促通やハンドリングとして治療アプローチを学んでみたい方

セミナー概要

今セミナーでは片麻痺者に対する運動療法の考え方について学びます。
皆様は片麻痺の対象者に対しどのような介入をしていますか?

脳卒中後遺症として我々セラピストが最も介入する機会の多いものが片麻痺です。
脳卒中後の片麻痺は筋緊張の異常による現象であるため、疾患特異性や個別性などを考慮するとその介入方法は千差万別であり、臨床的にパッケージ化された介入方法では対応できないケースも皆様も感じたことがあるかと思います。

その中でも今回のテーマである運動療法は臨床上最もポピュラーであり、選択されることの多い介入方法ではないでしょうか。
運動療法は、我々セラピストの原点です。
様々な手技や概念があり、アプローチは非常に多岐に渡りますが、全ては学生時代より学んできている運動・解剖・生理学です。
その知識を最も生かすことのできるアプローチが運動療法ではないでしょうか。

しかし、中枢神経疾患に対して運動療法を行う場合、様々な注意点や介入戦略が必要です。
過剰な筋緊張と低緊張に対する戦略を同等に行うことはありませんよね。
ブリッジエクササイズでもキッキングでも、筋緊張や麻痺の程度によって、徒手接触の位置、抵抗の強弱や方向、activeかpassiveかなど、様々な考え方を駆使して介入に当たる必要があります。

また、運動療法は筋力増強だけが目的ではありません。
特に片麻痺を呈した症例の問題は筋力だけではありません。
弱化あるいは低緊張筋に対する出力をいかに発揮させるか、適切な感覚フィードバックの下運動や筋活動を行えるか、スムーズな運動の獲得など。
今回はこのような視点の解釈を踏まえ、どのように運動療法を選択するのか、皆様の臨床の引き出しを増やせるような研修会が出来ればと思います。
明日からの臨床に活かせるよう、現場視点で伝えることをモットーにお送りいたします。

講義の主な内容

・運動療法の基本的な知識の整理

・中枢神経疾患の筋緊張異常の理解

・片麻痺に対する運動療法の目的

・運動連鎖や非麻痺側への影響への理解

・運動の選択や徒手接触の考え方を知る など

実技の主な内容

step1:低緊張または弛緩症例に対するアプローチと介入戦略(BRSTⅠ〜Ⅱ)
近年の脳卒中後遺症では、筋緊張が上がらず、体幹中枢部や四肢近位部の低緊張を呈する症例が増加しています。
皆様の臨床でもそういった患者様や利用者様が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
今セミナーでは、そんな低筋緊張を呈する症例を想定し、筋緊張を高めていく運動療法や促通方法を学ぶものとなっております。
想定症例はブルンストロームステージⅠ〜Ⅱとなります。

step2:痙性麻痺共同運動パターンに対するアプローチと介入戦略(BRSTⅢ〜Ⅳ)
「四肢の分離運動の促通方法」「四肢運動を補償する近位関節の安定性を高めるアプローチ」
この二点のバランスが供給されなければ共同運動パターンからの脱却は困難であり、目的の動作には結びつきません。
今セミナーでは、痙性麻痺による共同運動パターンを呈してしまうケースを想定し、その時期に行うアプローチの考え方や治療介入戦略を学びます。
想定症例はブルンストロームステージⅢ〜Ⅳとなります。

step3:巧緻運動やアクティビティにつなげるアプローチと介入戦略(BRSTⅤ〜Ⅵ)
今セミナーは、ある程度の随意性がありそこからアクティビティに適応させる能力を高めていく状態及び状況で、どのような運動療法を選択していくのかを学びます。
この時期というのは、反復動作訓練や筋トレを選択してしまいがちな時期です。しかしそれだけでは代償活動や過剰な筋活動により運動を阻害してしまう可能性があります。必要な構成を神経生理学と結びつけ、運動の巧緻性や順応性を高めていくためのアプローチ方法や治療戦略を学びます。
想定症例はブルンストロームステージⅤ〜Ⅵとなります。

時間構成は講義だけでなく、「見て」「聞いて」「体感する」講義内容を実技から解釈していけるように行う予定です。
内容は分かりやすく噛み砕いて説明いたします。アシスタントもいますので、どの実技内容でも必ずスタッフが周るように準備しています。
明日からの臨床に活かせるよう、現場視点で伝えることをモットーにお送りいたします。

講義は見逃し配信も

今回のセミナーは講義部分に関し、見逃し配信も行う予定です。
お申込者限定で開催後1ヶ月間に限り、見逃し配信を行います。
当日リアルタイムで参加出来ない方も、後から見直したいなと思う方も是非ご視聴下さい。
視聴はYouTubeにて限定配信を行う予定です。
開催終了後3日以内に、視聴方法及び視聴に必要なURLをお知らせします。

講師を務めるセラピスト

理学療法士 森 佑大(自費リハビリ施設カラダの先生代表/TMPリハビリテーション研究会代表)

当日のタイムテーブル

オンライン参加者の場合)

9:55にZoom入室

10:00~11:30 講義(途中で一度休憩を挟みます)

11:30~12:00 質疑応答

質疑応答は、質問がなくなるまで続ける予定です。

質疑応答におけるディスカッションは参加される方にとって、とても有用な意見となり得ます。

気軽に、どんな質問でも構いません。

どんどんアグレッシブにご質問下さいね!

オフライン参加者の場合)

9:30 開催地にて受付開始

10:00~11:30 講義

11:30~12:00 質疑応答

12:00~13:00 休憩

13:00~16:00 実技

開催要項

オンライン参加の場合)

日時:令和3年2月14日(日)10:00~11:30
受講費:2,200円(税込)※振込にてお支払いお願いします。
視聴方法:Zoomにて開催。
定員:100名

オフライン参加の場合)

日時:令和3年2月14日(日)10:00-16:00
場所:自費リハビリ施設 カラダの先生(名古屋駅より徒歩5分)
受講費:6,600円(税込)※当日現金にてお願いします。
定員:12名
当日の持ち物:筆記用具、実技がございますので動きやすい服装でお越し下さい(更衣室あり)
開催地住所:名古屋市中村区太閤一丁目1-14  高橋ビル5階(名古屋駅より徒歩5分)
※駐車場が御座いませんので公共交通機関をご利用下さい。お車で来られる方は近くのコインパーキングをご利用下さい。

参加に当たって注意事項

新型コロナウイルスの感染を防ぐべく、研修会開催に関してできる限りの感染対策を行います。
ご参加される方は、以下の内容にご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
・マスク着用
・当日の体温チェック
・手指消毒
・窓やドアの常時開放による換気
体調不良、体温37.5度以上の方は、参加をお控えいただきますようお願いいたします。(当日の場合でもキャンセル料はかかりませんのでご安心下さい)

申込方法

下記申込フォームよりお申し込みいただけます。

オンライン参加希望の場合)

申込フォームにて、オンライン参加希望にチェックを入れて下さい。
お申し込み完了後、振込先をメールにてお知らせします。
※申込時に登録するメールアドレスはPCで開くアドレス(携帯は不可)でお願いします。
振込が確認されましたら、開催3日前に、当日視聴用のzoomIDと資料をお送りします。 

オフライン参加希望の場合)

申込フォームにて、オフライン参加希望にチェックを入れて下さい。
お申し込み完了後、弊社より申込完了の通知が届きます。

申込はこちら→申込フォーム

オンライン参加における注意事項

振込に関して

●このセミナーはオンライン参加者の場合、事前支払いが必要となります。
●お申し込み後、こちらから振込先をメールにてお知らせします。
●振込は、お申し込みから2週間以内でお願い致します。
●お申し込み時点で開催日まで2週間未満の場合は、開催日の3日前(2/11)までにお振込下さい。
●振込が確認できない場合、自動的にキャンセルとさせていただきますのでご了承下さい。
●振込手数料はお客様負担にてお願い申し上げます。
●振込人名義はお客様の個人名をご入力下さい。

当日の参加に関して

●当日スムーズに入室できるよう、Zoomアプリの事前ダウンロードが望ましいです。カメラおよびマイク付きのPCまたはタブレットやスマホにてダウンロードをお願いいたします。下記URLよりインストールできます。

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

●Zoom入室時にはご自身のフルネームでお願いします。
●資料の譲渡、録音、録画は禁止致します。
●申込者以外のZoomアプリの共有は禁止致します。
●回線状況により音声や動画の不具合が生じる可能性がございますが、ご了承下さい。

入室後の設定に関して

本セミナーは見逃し配信を行うため、録画及び録音いたします。そのため皆様にはZoomへご入室しましたら、下記の設定をお願いしたく思います。何卒ご協力の程よろしくお願い致します。

●オーディオをミュートにする
●ビデオを停止にする

以上2点を行なって頂きますと、開催中に皆様の顔や音声が入らなくなります。こちらの設定が出来ていないと、見逃し配信時に皆様の顔が映ってしまいますので、それを防止するためにこちらの設定をお願いしております。

皆様の臨床の力になりますよう、少しでもより良いサポートをして参りたく思います。

楽しい臨床を、もっと頑張りたいと思える臨床を、目の前の対象者様に全力で向かっていきたいと思える臨床を、そんな思いに駆り立てられるようなセミナーを目指しています。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

申込はこちら→申込フォーム

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