曇りの日こそ日焼け対策をしっかりすべき

こんにちは。カラダの先生の西田です。

最近、日差しが強くなり暑い日が続きますね。

この時期には日焼けは付き物ですが、皆さん日焼け対策はしていますか?

女性の方ですと、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘やアームカバーを着けて日焼け予防をされている方は多いのではないでしょうか。

一方、男性はというと、日焼け対策されている方は少ないと思います。

私もそのうちの一人で、日焼け止めなど塗ったことはなく、むしろこんがり焼けるようなサンオイルを塗ったりしていました。

最近、屋外で自転車に乗る機会が増えたのですが、曇っていて比較的涼しい日に「今日はあまり日焼けしないだろうな」と思っていたら、晴れている日と同じくらい日焼けしていることがあってビックリしました。(汗)

日焼けは太陽から出る紫外線によって引き起こされています。

肌は紫外線を浴びると、紫外線から肌を守ろうと、メラニンという黒色の色素を作ります。

メラニンが紫外線を吸収し、これ以上肌がダメージを受けないように防御しているのです。

このメラニンが原因で肌が焼けて黒くなります。

日焼けをして、元の肌の色に戻るまでは約1カ月必要と言われています。

肌は表皮の奥で新しい皮膚細胞が作られ、徐々に表面に出て来ます。

古くなった表皮は剥がれ落ちて、新しい表皮と入れ替わる、ターンオーバー(新陳代謝)というものを繰り返しています。

紫外線を浴びた肌はターンオーバーにより新しい皮膚と入れ替わり、日焼けをする前の元の肌の色に戻ります。

このターンオーバーのサイクルは年齢を重ねるにつれて長くなり、元に戻るのに時間がかかると言われています。

このターンオーバーが正しく働かないと、メラニンが悪者へとなってしまうシミなどの肌トラブルへと繋がってしまいます。

太陽の光には、目に見える光(可視光線)と、目に見えない赤外線、紫外線とがあります。

私たちが太陽光によって熱を感じるのは紫外線によるものではなくて、赤外線によるものです。

赤外線は雲を通過しないので、雲が太陽を遮っていると私たちは暑さを感じません。

紫外線は、波長によってUVA、UVB、UVCに分かれますが、実際に地表に届くのは、そのうちUVAとUVBです。

UVAはUVBに比べ雲による影響が小さく透過してしまいます。

そのため、曇っている日は晴れている日と同じくらい日焼けしてしまうのです。

「曇っている日の方が焼けやすい」といったことを聞いたことがありませんか?

よく晴れた日には太陽から一直線に紫外線を浴びますが、曇っている場合、雲は紫外線をそのまま通過させるのではなく、様々な方向に散乱させます。

雲により散乱した紫外線が様々な方向から自分へ向けて飛んでくるということになり、これが快晴時より雲があった方が日焼けをしやすい理由であると言われています。

日差しが強く太陽が出ているときは、日焼け止めを塗ってバッチリ日焼け対策をして出かけますが、曇りの日はついつい大丈夫かと思って日焼け対策を怠りがちです。

その結果、肌がたくさん日焼けをしてしまいます。

曇りの涼しい日でも、油断せずに日焼け対策をして、水分もしっかり補給し熱中症も予防して暑い夏を乗り切りましょう!

今回はやや雑談のようなテーマでしたが、またリハビリのこと、カラダのこと、病気のこと、様々なテーマでブログも更新していきます。

ぜひ今後も見てみて下さいね。

それでは。ご一読いただきありがとうございました。

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