冷え性を対策のススメ

おはようございます。

今日のテーマは「冷え性」についてです。

当施設にお越しいただいている方も「冷え性」に悩んでいる人が多くいます。

冷えは全身に様々な影響を及ぼします。

冷え性対策

冷え性を対策するためには、東洋医学の「陰」と「陽」を意識する必要があります。

東洋医学では、体を冷やす食べ物は「陰」、体を温める食べ物は「陽」と言われています。

寒いときには温かいものを食べるのは想像しやすいですが、温かい食べ物でも体を冷やしてしまう食べ物も存在します。

では、冷え性対策ではどのようなものを食べることが望ましいのでしょうか。

◇身体を温める食べ物の見分け方

・育つ場所によって見分ける

地中で育つ食べ物は身体を温め、地上で育つ食べ物は身体を冷やす傾向があります。

夏に育つ食べ物の多くは身体を冷やします。

旬の食べ物で見分けるのも良いかもしれないですね。

・色や形で見分ける

形で見分ける際は、丸に近い食べ物は身体を温め、長い・大きい食べ物は身体を冷やします。

赤や黄色の食べ物は身体を温め、白・紫・緑色の食べ物は身体を冷やします。

暖色系の中でもトマトは身体を冷やしますのでご注意下さい。

◇身体を温める食べ物

・じゃがいも

・人参

・玉ねぎ

・ごぼう

・カボチャ

・レンコン

・ニンニク

・生姜

・ネギ

・キムチ

◇身体を冷やす食べ物

・トマト

・レタス

・きゅうり

・ほうれん草

・キャベツ

・スイカ

冷え性の方の工夫

食べ物や飲み物の温度は気をつけるようにする。

水分は常温以上のものが良いでしょう。

食事もお味噌汁などの汁物をプラスできると身体もポカポカしてきます。

冷えている時に最適な入浴法は、39度~40度のぬるめのお湯に10分~15分ゆっくり入ることです。

では、「健康的な入浴方法」を知っていますか?

皆さんは毎日の浴室に浸かっていますか?

入浴時に湯船に浸からない人が増えてきています。

身体をシャワーのみで済ませてしまう人が多くなってきています。

お風呂をシャワーで済ませている方、冷え性はもちろん、

疲れが取れないという悩みはありませんか? 

健康的な入浴方法

疲れをとるための入浴法で、最も重要なのは「全身浴で、肩まで湯船に浸かること」です。

最近の若い世代では、毎日湯船に浸かる割合は約25%という報告もあります。

しかし、シャワー浴だけでは、十分に疲れも取ることはできません。

健康な入浴法は以下の点を意識してみてください。

① 全身浴で入浴する

② 温度は40度

③ 入浴時間は10分~15分

④ 食後から最低1時間はあける

⑤ 入浴剤でリラックス効果をUP

① 全身浴で入浴する

一時期、半身浴のブームがありましたが、健康的な入浴法においては全身浴がオススメです。

肩まで浸かるように入浴することで、体の隅々まで血液を送ることが出来ます。

全身浴の方が身体も温まりやすく温熱効果も高まります。

注意する点は、いきなり浴槽に浸からないことです。

身体の温度が急激に変化することは心臓に大きなストレスが加わります。

入浴する際は、シャワーなどで身体を少し温めてから入浴しましょう。

② 温度は40度

40度前後のぬるま湯は人によっては少しぬるいと感じることがあると思います。

40度のぬるめのお湯は、リラックス状態をもたらす副交感神経を優位にしてくれます。

のぼせや肌の乾燥、ヒートショックを予防することになります。

また、睡眠の質も高まると言われています。

③ 入浴時間は10分~15分

入浴時間は長ければ良いというものでもありません。

長く入り過ぎていると、のぼせてしまったり、目や肌も乾燥しやすくなります。

10分~15分が心身ともに負担をかけずに身体を温める事になります。

④ 入浴剤でリラックス効果UP

入浴剤には、疲労回復効果、血流促進効果、リラックス効果のあるものなど効用は様々です。

その時の体調に合わせて使う事で心身ともに安らいでいきます。

自分に合う入浴剤を探してみるのも楽しいかもしれません。

そして、身体を洗うときに手洗いがオススメです。

身体を手洗いで洗うメリット!

・肌に優しい

スポンジやタオルで身体を洗うと肌を傷つけてしまったり、乾燥しやすくなってしまう可能性があります。

手で優しく洗う事で肌を優しく包み込むことができます。

乾燥肌や敏感肌の方は特に手洗いがオススメです。

・細かく洗う事が出来る

スポンジやタオルでは隙間が出来てしまい上手く身体を洗えない事があります。

手で洗う事で指の間や細かい箇所まで優しく洗う事が出来ます。

手で洗う際に背中を洗うのが難しいと思いますので、その際は柔らかい素材のタオルで優しく洗いましょう!

・体のバリア機能を守る

人の身体には、自分の身体を守ってくれる良い菌が備わっています。

タオルやスポンジでごしごし洗ってしまうと、汚れと一緒にこの良い菌まで落としてしまいます。

良い菌があることで抑えられていた体臭も強くなってしまう可能性があります。

手洗いだけで大丈夫かと不安になられる方もいるかもしれませんが、手洗いでも汚れは十分落ちますので安心して下さいね。

・身体の変化に気づきやすい

手で身体を洗うことで、自分の身体の小さな変化にも気づくことが出来ます。

最近、体型が変わってきたから食事を改善しよう。

体の炎症反応やしこりなどにもいち早く気付くことが出来ます。

これらの変化は病気の早期発見にもなります。

今までタオルでゴシゴシ洗っていて、手洗いに抵抗あるは、泡をしっかり立てて優しく洗うことから始めてみてはいかがでしょうか?

健康的な入浴方法を意識して冷え性対策に役立ててくださいね。

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