デスクワークの方にオススメのストレッチ
長時間座ることで生じるリスクについて
座っている時間は、立位や歩行時に比べてほとんど足の筋肉が働いていないと言われています。
長く座ると病気になると言われている一番の所以は足の筋肉を使わないためです。
それだけ?と思われた方も多いかもしれませんが、足には第二の心臓と呼ばれている「ふくらはぎの筋肉」があります。
ふくらはぎの筋肉はポンプの役割をしています。
そのため、ふくらはぎの筋肉が働くと心臓から足まで来た血液を心臓まで戻します。
このサイクルがある事で身体全身に血液を送る事が出来るのです。
そのため、血液の流れが悪くなり血栓もできやすくなります。
これらが積み重なると脳梗塞や糖尿病、慢性的な腰痛の原因となります。
デスクワークが多い日本人の対策
長く座る事が病気のリスクを高めることはわかって頂きましたね。
日本人は世界で一番座っています。
これは、デスクワークが多い事が原因として考えられます。
そのため、仕事の関係で長く座らざる得ない方も多いと思われます。
そういった方はどんな対策をすれば良いのでしょうか?
①30分に一度立って少し歩きましょう
長時間デスクワークや座っている方は、30分に1度は立って軽く歩いて下さい。
そうする事で、足の筋肉を使う事が出来ます。長い時間歩く必要はありません。
トイレに行くまでの時間で十分です。
② 踵上げをしましょう!
30分に1度立って歩く事で病気のリスクを抑える事は分かりましたね。
え、でも映画館や飛行機などは立って歩く事が難しい可能性も出てきますよね。
30分に1度立って歩く事が困難な場合は、その場で踵上げの運動を行いましょう!
実は踵を上げる筋肉は、ふくらはぎにある筋肉ですので踵を上げ下げする運動を
繰り返す事でポンプ機能を働かす事が出来ます。
歩く事が出来ない時は、踵上げを行ないましょう!
③ 背筋伸ばし
長時間座り続けていると、肩こりや腰痛の原因にもなります。
同じ姿勢を保ち続けると集中力も低下してしまいます。
定期的に体の筋肉をストレッチする時間を作っていきましょう!
ストレッチは何でも構いません。首、肩、腰回りをゆっくりと伸ばしていきましょう。
長時間の同じ姿勢は、血液の流れが悪くなり血栓もできやすくなります。
これらが積み重なると脳梗塞や糖尿病、慢性的な腰痛の原因にもなります。
気をつけてくださいね。