幸せホルモンでリハビリ効果UP?!

脳梗塞・脳出血。脳ってなんだろう?と思いませんか。『脳トレ』『脳フィットネス』『脳科学のダイエット』など、『脳』の力に注目する動きが高まっていますね。

脳梗塞、脳出血、脳って何?

眠るだけで脳は健康になり、睡眠が不足すると記憶力は低下します。頭を使う、何かに挑戦する。脳細胞の繋がりが増え、記憶力が向上します。以前、学んだことを復習する。普段使われない脳の繋がりが強化されます。失われた機能は繰り返して使うことで脳が学習して繋がっていきます。極端なこと新たなことに挑戦するのではなく、いつもと少し違うことをする。初めての料理を作る。初対面の人と話す。ちょっとした変化を起こすだけで、脳に新しい回路が生まれ、脳細胞の繋がりが強化されます。

脳はストレスが慢性化すると、脳エネルギーが減り、働きが低下します。『何もしない時間』『何も考えない時間』脳も休む時間必要です。食べ過ぎは脳の記憶力を低下させる。という研究結果があります。誰かと一緒に食べる。会話をしながら食べる。食べ過ぎ予防になり、たくさんのことを同時にする脳の繋がりも広がります。逆に、食事を抜かない。脳を最適な状態に保つには安定したエネルギー供給が必要です。水をたくさん飲む。脳細胞や神経細胞を適切に機能するには十分な水が必要です。一日通してこまめに水分補給を。

ストレスを感じる相手とは距離をとる。脳は様々なことでストレスを感じます。ストレスを感じると脳神経細胞は上手く働きません。避けられるストレスは出来るだけ避ける。無理をしない。ストレスを感じたときは、昼寝をする、早めに寝る、お風呂に入る。リラックスして英気を養う時間を意識的に作ることも大切です。脳は身体の司令塔です。そして、脳は敏感に変化し、単純です。ストレスがかかれば働かないし、リラックスしてエネルギーが十分であればいつも以上の力を発揮します。楽しいこと、嬉しいこと、同時にいろいろなことが起これば、脳の繋がりは強く太くなります。新しい脳の繋がりもできます。

脳梗塞、脳卒中、発症後のリハビリは、辛くて大変に思っている方も、いらっしゃると思います。マイナスの言葉は脳がストレスを感じ働かなくなります。睡眠、食事、リラックス 、心と脳と上手く付き合っていくことがリハビリにも良い影響を及ぼしていくと思います。また、リハビリの効果UPが期待できるもの。『幸せホルモン』を大いに活用しましょう!リハビリというとネガティブな印象を持つ方も多いと思いますが、幸せホルモンが増えることでポジティブ思考にもなりやすく、リハビリの効果UPも期待できるかもしれません。

幸せホルモンの実態とは?

セロトニンというホルモンを知っていますか?セロトニンは、幸せホルモン、癒しホルモンと言われています。このホルモンが不足してしまうとストレスが溜まりやすくなってしまい些細な事でイライラしてしまったり、集中力が低下しやすくなります。

セロトニンとは?

・心の不安を安定させる働き

セロトニンが十分に分泌される事でストレスや嫌なことが続いてもネガティブになりづらくなります。心の安定にはとても重要な働きがあります。

・痛みの緩和

セロトニンには、痛みを緩和させる役割があります。そのため、セロトニンが不足していると痛みに敏感になりやすくなる方も多いです。痛みの緩和はリハビリを進める上でもセロトニンの働きは重要です。

・姿勢が良くなる

セロトニンが分泌すると身体を起こす筋肉が働いてくるため、自然と身体が起きてきます。リハビリは正しい姿勢で行う事でより効果を高めることが出来ます。

セロトニンの分泌を増やすには?

・日光を浴びる

太陽の光を浴びるとセロトニンが活性化してきます。天気のいい日は、外出して太陽の光を全身に浴びましょう。

・有酸素運動

散歩や軽いジョギングなどの有酸素運動には、セロトニンの分泌を増やすことが出来ます。歩くのが難しい方にオススメしたいのは、深呼吸です。深い呼吸を繰り返すこともセロトニンの働きを高める事につながります。朝起きたら日光を浴びながら散歩をするのは効果的です!

セロトニンを増やす食事について考えよう!

セロトニンは脳内で作られますがセロトニンを作る際には、必須アミノ酸のトリプトファンが必要となります。このトリプトファンは体の中で作ることができないので、食事から摂らなければなりません。食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。そのため、トリプトファンが不足すると、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす原因となります。つまり、セロトニン生成を促すトリプトファンを多く含む食事を心がけて摂取すると良いでしょう。

トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豚・牛肉、カツオなどの青魚、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。特におすすめは、トリプトファンが100g中10㎎含まれるバナナと、100g中40㎎含まれる牛乳の組み合わせ。手軽に摂取できるうえ、バナナの糖質がトリプトファンの吸収率を高めてくれます。バランスのよい食生活を意識していきましょう。

脳は、まだまだ分かっていないことがたくさんあります。そして、自分のカラダの可能性も計り知れません。可能性は無限です。

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