ぎっくり腰になったらどうしたらいい?

おはようございます。今日のテーマは「ぎっくり腰の対処法」です。

「重いもの持ち上げたらぎっくり腰になった」などぎっくり腰という言葉を誰しもが一度は聞いた事があると思います。そもそもぎっくり腰とは何なのでしょうか。

ぎっくり腰とは? 

ぎっくり腰の正式名称は急性腰痛と言います。多くは、1〜2週間程度で自然に回復していくことが多いですが、適切な対応が出来ていないと慢性化してしまう可能性もあります。

ぎっくり腰はどのような時になる?

ぎっくり腰は、急に重たいものを持った時によく起こると言われています。これはとてもイメージしやすいと思います。しかし、ぎっくり腰を発症されるケースの中には、立ち上がりやお辞儀をした際などの軽微な外力でもなる可能性があります。では、ぎっくり腰を予防するにはどうしていけば良いのでしょうか。

ぎっくり腰の予防

ぎっくり腰の原因は、はっきりわかっていません。その為、これをしておけば絶対に大丈夫という予防法や治療も一概には言えませんが、日頃から動き方や姿勢に気を付けたり、十分な筋力や柔軟性を保つことが重要だと言われています。特に股関節や骨盤の可動域が十分に確保できていることが、ぎっくり腰の予防には重要です。股関節周囲の動きが制限されてしまうと、その分を腰で動かしたり余計なストレスが加わりやすくなります。日頃から股関節周囲のストレッチを行っておきましょう!

ぎっくり腰になってしまった時の対処法

以前は、ベッドでの安静が良いとされてきましたが、なるべく早期から日常生活を無理なく送ることが早期回復にとって重要だと言われてきています。とは言っても、受賞直後は痛みで動けないことも多いと思いますので、冷やして安静にする期間は必要かもしれません。様子を見ながら普段の生活で動かせる範囲で生活していきましょう。痛みが強く動けないようでしたら、一度専門機関の受診をして医師の診断をうけましょう!ぎっくり腰にならないように日頃から姿勢に気を使っている方も多いと思います。

では、良い姿勢と言われるとどんな姿勢を思い浮かべますか?この時に背筋がまっすぐになったモデルさんのような姿勢をイメージした方も多いかもしれません。

良い姿勢って何だろう?

私達は普段の生活で常に真っ直ぐ姿勢で腰掛けて生活する事は少ないですよね。背もたれがあれば背もたれにもたれて座ったり、足を組んだり、手で支えたり、あぐらをかいたり、前のめりで座ったりしますよね。では、良い姿勢とは何?今回は座った姿勢でお話を進めますが、どんな姿勢でも同じことが言えます。次の動作をスムーズにかつ効率的に行える姿勢であることは良い姿勢のポイントです。

日常生活における良い姿勢とは?

例えば、食事を食べるときの姿勢で考えてみましょう。背もたれにもたれて食事を摂る方は少ないですよね?なぜでしょう?毎回、背もたれに腰をかけて食事を摂ると疲れてしまうからです。また、食べこぼしも増えてしまいますよね。私達はこれから行う動作によって姿勢を変換させています。常に同じ姿勢でいると疲れてしまいますので、定期的に姿勢を崩して休んだり、逆に活動するタイミングでは次の動作が行いやすい姿勢に無意識レベルで変えています。しかし、脳卒中になると身体を思うように動かせなくなったり、姿勢が崩れているのが自分で気づく事が出来なくなってしまう方も多く見られます。そのため、リハビリでは真っ直ぐな綺麗な姿勢を目指すのではなく、日常生活を円滑に行うための姿勢を目標にしていきます。

良い姿勢で意識するポイント

・両側のお尻の骨(座骨)に均等に体重が乗っていますか?

体のバランスを保ったり、疲れずらい姿勢を目指すためには、両側の座骨に体重を乗せることが重要となります。片側に体重が乗りすぎていると余分に筋肉が働き続けてしまったり、姿勢が不安定になりがちです。座っている時は真っすぐ座ることも大切ですが、両方の座骨に均等に体重が乗っているか意識してみましょう。

・膝は真っすぐ向いていますか?

座った時に膝が外や内に寄りすぎていると、立ち上がる際や姿勢を変換させるときに余分に力が必要になってしまったり、時間がかかってしまったりする可能性があります。また、この姿勢を続けていると本来とは違う筋肉に力が入ってしまい痛みや姿勢を正すことが出来なくなってしまいます。座っている時に膝はどちらを向いていますか?

・反り腰になっていませんか?

反り腰での姿勢が習慣化になっていると体のバランスを保つための筋肉が働きずらくなる事もあります。腰痛や不良姿勢にも影響してきます。簡単な検査方法として壁に背中をつけて真っすぐに立った時に腰と壁の間に空間ができる人は反り腰の傾向があります。今の姿勢はどうなっているか確認してみましょう。日頃のカラダのケアを怠っていると、季節の変わり目や無理をしたときに、ぎっくり腰を起こしてしまいます。

柔軟性のあるからお体を心がけてくださいね。

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