今すぐ始められる脳卒中の再発予防とは

おはようございます。
カラダの先生ブログです。
今日も脳卒中やリハビリに関する情報をお届けしていきます。

今日のテーマは「自宅で出来る脳卒中の再発予防」についてです。
自宅で出来る脳卒中の再発予防と言われて何か思いつくものはありますか?
ポイントは自宅で出来るというところです。

病院に入院している間は医師、看護師、リハビリ職種、管理栄養士などによって健康面の管理が施されます。
しかし、退院され退院されてからの脳卒中の再発予防のための健康管理は自己にて行っていく必要があります。
自宅に帰ってから、健康管理が出来なくて脳卒中を再発される方も少なくありません。

これから自宅で出来る予防をお伝えしますので、是非実践してみてください!それではスタートします。

・食事をコントロールする

脳卒中の予防のためには「食事」がとても大切です。特に食べ過ぎや栄養の偏りは、高血圧、脂質異常症、糖尿病などを助長させ、動脈硬化となるリスクを高めます。脂質や糖分を多く含むものは適度にしましょう。脂っこいものばかりではなく野菜や魚などバランス良く摂取しましょう。

・適度な運動

運動にも脳卒中の予防には効果的です。運動には沢山の効果があります。筋肉をつけたり、体の循環を良くしたり、ダイエット効果、ストレス解消などがあります。外に出られない時は自宅内でストレッチや階段の昇り降りなどを行ってみるのもオススメです。

・禁煙

脳卒中の予防には「禁煙」は必須となります。タバコを習慣的に吸っている人は吸わない人と比べて、血液の中の酸素を十分に運ぶことが難しくなってしまいます。また、タバコを吸う事で動脈硬化を予防する働きのある善玉コレステロールを減少してしまいます。

・水を十分に摂る

 脳梗塞の原因の1つとして、脱水があげられます。脱水によって血管の中を通る血液がドロドロしてしまい、血液が固まりやすくなります。この血液が詰まってしまうと脳梗塞となります。特に高齢者の方はトイレが近くなるからと水分補給を控える方やそもそも喉の渇きを感じづらい方が多いです。時間を決めて水分摂取をする癖をつけて水分を摂る習慣化をつけましょう。

人間の身体は60%が水分

人間の身体の60%は水分でできていると言われています。血液も水分、骨も1/3は水分です。身体の中の水は血液として酸素や栄養を運び、身体の老廃物を排泄する働きがあります。水分摂取が少ないと血液がドロドロになって脳梗塞や心疾患の原因になります。これらの事からも身体の中の水分を整えることが重要と言えます。

水の働きを知ろう

溶解

食事で身体の中に入った栄養素は吸収しやすくなり、代謝をされます。代謝反応は、水に溶けた状態で行います。

運搬

血液をかえして酸素や栄養素を体内の細胞に運搬します。老廃物を排泄する役割もあります。

体温調節

水は温度の変化が少ない為、体温を一定に保つ働きがあります。

水を飲むと得られる効果

血液をさらさらにする

身体の水分量が増えると循環が良くなり、老廃物の排泄もスムーズに行う事ができます。血液がさらさらになることで脳卒中や心疾患の予防にも繋がります。

痩せ体質になる

食事の際に水を摂取する事で満腹感を得ることができます。また、水を摂取することで一時的に体温が下がります。身体には一度下がった体温を元に戻そうとする機能があります。これを恒常性機能といいます。これにより基礎代謝が上がり脂肪を燃焼することができ、痩せやすい身体作りにつながります。

腸内環境を整え便通を改善する

水を飲むことで腸内環境を整えることができます。身体が水分不足になると便が固くなり便秘になりやすくなります。女性は男性に比べて水分量が少ない為、便秘になりやすい傾向があります。

脳梗塞を予防するための水分補給

脳梗塞や心疾患の発生が多い時間帯は何時かご存じでしょうか?
正解は早朝です。
なぜ早朝に脳梗塞になりやすいかというとそれには身体の中の「水」が関係してます。
人の身体の中の血液濃度が高くなりドロドロした状態になっているのが、午前4~8時間といわれています。
血液がドロドロしていると血管が詰まりやすいのも想像できますよね。
そのため、水を飲むのは「就寝前」と「起床後」がベストです!
寝る前と起きた時は、コップ一杯の水を飲もう!

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